よっぽどのご縁
『こころの学校』 大谷徹奘師
子供のころ、お寺にお参りに行くと
お坊さんがありがたい話をしてくれた。
正座して、足が痛いのを堪えるのに
精一杯で、話の内容はちっとも
入っていないが、
なにか、心が穏やかになったことを
体感していた。
過去を振り返って
もっとも、魂が震えた仏教との接点。
それは、
大谷徹奘師とのご縁だ。
日本も日本人も
当分はよくならないと思っている。
日本人が大切に育ててきた
『礼節』を忘れた日本人が
あふれかえっているから。
今の日本人の閉塞感を
打ち破る最初のキーワードは
『挨拶』
気持ちいい挨拶をしてくれる
人はだいたいうまくいっている。
『挨拶の力』
をバカにしてはいけない。
時空を超えて
慈悲心を伝える薬師寺
こころの学校は、
特定の場所ではなく、
心を学びたいと思う人々が
集う所のことをいい、
全国各地で開催する
心の為の教室の総称。
薬師寺を中心として
全国各地に活動の輪を
広げておられる。
今、本当に心を学ぶことが
必要となっている。
その思いを持つ人々をつなぎ合わせ、
より良い精神社会の構築に励んでおられる。
東日本大震災の後
より心の教育の重要性をさらに感じ、
交通費だけの負担で学校を訪問され、
生徒にお話されている。